パッカーん

息子が左手首と肘を骨折してから25日経過。
ギブスを外すとの予告があり、あの恐ろしい作業を決行した。
電動回転カッターで腕の付け根の方から斬りこみに入った。
物凄い音と息子の怯える様子に恐怖を感じる。問題は親指を挟んで巻いてあるギブス。
あの回転でかなりの熱が生じるので、たとえ当たってなくても凄く熱い。回転カッターと切り込む音と暴れる息子と院長先生の弟子?の制する声とでうるさいほど。
熱くてもカッターで切らないといけないので止められない。ついに全てを切り開いたが、人差し指と親指の間を火傷して水脹れになった。
最後まで頑張ったね、偉かったね

当たり前だけど、垢で真っ黒になってて手首が細くなってた。力も入らない。よく分かる、その感覚。高校生の頃を鮮明に思い出した。

肘の方はまだ治ってないので、けっこう腫れたままで痛そう。手首は大丈夫なので、指をグーパーしたり腕相撲したりと、リハビリも始めていく。

マッサージや電気治療も続けるが、ギブスをパッカーん真っ二つにした下側を腕にはめて包帯で固定してもらった。
これでやっと、お風呂に入る時ポリ袋被せなくてよくなった。
お風呂の時は包帯とギブス外して洗っても良いことになったから。。。
この時が来るのが待ち遠しかったよね、ゆうたくん。
痛みがなおるまでは引き続きお風呂に入れてあげるので、今日も頭から爪先まで洗ってあげたが、真っ黒で凄いことになってる腕にシャワーを当てて軽く擦っただけで垢が...。
全部洗い終わったあと骨に響かないように優しく優しく擦ってできる限り垢を取り除いたら、いくらか明るくなった。
1日で取りきるのはしんどいので、数日かけてゆっくりとっていこう。

またギブスをはめて包帯巻き巻きの日課が始まるのか。
中学生になる前にゆうたのお世話を親密にできる喜びを感じて、治るまでたくさんお話したりしながら、ゆうたとの時間を大切に過ごそう。

中学生になったら、きっと離れていくから。ママー!って呼ばなくなるかも知れないし、目も合わせなくなるかもしれない。

反抗期と思春期がきたら、今の思い出を思い出して向き合っていこう。


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